えっと 沙龍だよね
いつの間にか 口の周りが白くなってきたね
けっして おデブではなかったけど
食欲が落ちて 少しやせたら
横顔が ますます花にそっくり
あっ 足の形も
その手の中に なにかおいしいものを
隠してるんじゃないの?
って感じの まなざしの強さもにてきたけど
花の 静かな圧力には あと一歩だね
まぁ 二柴にもたれると 人間はちょっと大変かも
桜が咲きそろい
宮島の散歩は どこを歩いても花見だね
花には 花が 見えているのかな
目よりも鼻がいい 犬だから
匂いを 感じているかな
人間の鼻も 春を感じてるよ
桜じゃないけど
空気に ジンチョウゲ
目でも 花でも 春だよね
思わず ゴロゴロしてしまうよね
地面が暖かくなって来たし
緑も 伸びて来たよ
体中に 何かついてますけど
冬の名残の 枯れ草かな
気にしない 気にしない
うちに入る時は
ブラッシングするから
それにしても まだ毛が抜けるよね
春はきたよ
沙龍の毛皮にも きてほしいな
花は テーブルの下とか
車の下とか 好きだよね
どこにいるのかと思ったら
足下! だったり
身近にいるのに 気配を消すのも 得意だよ
静か 大人しい 猫みたい
そんな花だって 興奮する時はあるんだな
恋の季節は 大変
彼に会えないの ちょっとつらいね
匂いをかぐのは 犬のだいじな習性
わかっているけど
匂うのに気を取られて
前が見えてないんじゃないかと
思うことあるんだけど
よく ぶつかったりしないよね
でも 見上げたら誰かのお尻 ってのは
なかなか 失礼な光景じゃない?
まぁ 公園の彼らなら
気を悪くしたり しないだろうけどね
鹿の存在 鹿の匂い
そんなものにも すっかり慣れたよね
散歩で出会う 犬友たちと同じくらい
お馴染みさ
鹿たちも オスだと 逃げない
でも それ以上の接近はだめだよ
お互いの平和のためにね
扉を開けてほしい
要求するとき ピーピーと なく
要求が通るまで なく
いつの間にか 覚えたね
そういうところ
花ゆずりというか 粘るよ
粘り勝ちで 人間が開けることになる
だから次も ピーピーとなく
要求が叶う 魔法の呪文に してしまったな
そうです 悪いのは 人間でした
溝を 歩いていれば
良かったんだけど
狭くて イヤだったみたいだね
でも 縁を歩くことにしたみたいだけど
行くに行けず 戻るに戻れず
難しい体勢に なってしまったよ
とりあえず 一回 落ちますか
実物を見ていると
それほどでもないんじゃないか
と思うのは
人間が 慣れてきたせいかな
そんなにも 大きいと 感じなくなめことあるよ
ただ 写真だと とんでもなく大きな差を
感じることがあるね
いやちもろん 沙龍はでかいんだけどさ
そこまで大きかったっけ? ってね
いつもは そんなにくっついたりしないけど
車での 移動の時は
ちゃんと ひとりにひとつ
ワインボックスのベッドを 用意しているのにさ
わざわざ一つのボックスに
二柴で おさまってしまうことがあるよね
この様子をみたら
花のところへ 沙龍が入って来たってことかな?
デッカい息子に チッサイ母さんがつぶされ気味なんだけど
今のところ 問題なしでいいのかな?
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