Archive for 8月 2012

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ある瞬間

とても そっくりな感じがするんだよね

大きさは違うのに

花と沙龍の見分けがつかなくなる

そう こういう瞬間

おまけに ふたりとも 目に星!

口元に 微笑み?

平成生まれなのに 昭和の漫画みたいだね

 

お前 なに?

花が 地面の一点を見つめている

何を見ているの? って

何かの生き物に 決まっているよね

息をひそめて 確認している

 

雨上がりの地面 そんなジメッっとしたところ

動いているのか いないのかって位の動き

花は 素早く動くものは捕まえるけど

ゆっくり動くものは どうするのか保留するんだな

だから 君は 助かっているんだよ

山ナメクジ君

 

沙龍は見た

花が一番 沙龍が二番

そこのとろ しっかり人間も

フォローしとかなきゃと 思ってるよ

ごはんも おやつも 同時っていうより

花に チョッイ早めに あげたりするんだけど

ごはんに関しては

まったく ガマンが聞かなかった沙龍が

ほんとうに 待てるようになったと 感心

これって ちょっと恨めしそうだけど

恨めしそうに見ても いじけないのも エライぞ

これ 逆やったら えらいことになるんだから

指定席

花の 抱っこして攻撃が 止まらない

ついには ひざに飛び乗って来るように

なっちゃったよ

君は 猫か!

小柄な花も ずーっとひざに座られていると

重いし 暑いし ちょっとした ゴーモンだよ

ずうずうしいことに

腕を枕にしたがるんだから

人間は 右腕に花の頭を乗せての PC作業

これって ものすごく 仕事がはかどらないんだけど

どうしてくれよう

若造よ

沙龍の声は 大きくて

声の質も 太くなったと思うけど

陸父さんに比べたら

まだまだ 子どもの声だよ

興奮して 吠えては走り回る沙龍が

近づき過ぎると 一唸り

唸られても 本気で怖がっていないのは

花母さんのように 首っ玉くわえて

振り回されていないからだと 思うな

今は 母さん以外に 怖いもののない沙龍

父さんにも ガツンとやられていた方が いいかな

 

 

誰の番犬?

多少遠近があるからって

その距離 1メートルってところ

小さすぎる母と 大きすぎる息子って

わかってはいるけど

この差は なんなの! って

大きさの違いじゃない?!

久しぶりに会った お馴染みさんちは

半年前とは思えない 沙龍の大きさに

驚ろいてたよ

親しい人以外に 愛想のない花と違って

愛敬の良さは 受けてたね

花母さん ますます 奥に引っ込んじゃうかな

 

 

 

 

あげない

動いているボールは おもしろいけど

動いていないボールは おもしろくない

ボール遊びを 楽しくするには

人間の協力が いると思うんだけど

どう思っているのかな

君の お母さんも 自分でボールを抱えてすぎて

結局 ボール遊びに 飽きちゃったんだけど

君も そういう道を たどるのかな

人間もさ 止まっているボールを見てるのって

おもしろくないんだよね

人間の方に持って来るとか 転がしてくれるといいんだけど

どうやったら 君たちと楽しくボール遊びが出来るんだろう

 

よせやい

オッサン顔の沙龍は

白い手ぬぐいが よく似合い

オッサンっぷりが 増すなぁ

と思っていたけど

なかなかの 目力じゃないかな

角度のせいかな

あれっ もしかして

ちょっとだけ 凛々しい?

あっ なんか かっこいい?!

花母さん譲りの アイライン

歌舞伎役者の 隈取りに見えてきたよ

暑さ故の妄想かな

へたれ疑惑

体は大きい 大きな音に 動じない

屈託が無く 愛想がよく 愛敬がある

だけど ちょっと弱虫かな

階段が怖いの トラウマがあるって

わかっているけど そろそろねぇ

階段の前で へたり込み

全く挑戦の 気配なし

みんなのところへ 行きたいなら

ちょっとくらい努力しても いいんじゃないの

ただ 自由になり過ぎても こまるけど

かなりいいこ

大好きなじいとばあが

花と沙龍といっしょに留守番してくれたね

ふたりとも 大騒ぎだったらしいじゃないの

特に 沙龍が あんまり大きくなっていて

そんな大きな犬が 激しくじゃれてくるので

最初はちょっと怖かったってさ

でも すぐに ものすごく可愛くなったって

沙龍は 愛想がいいからね

そして ものすごく寂しがり屋だよね

ピーピーないて

それでも その箱を越えてまでは来ないっての

律儀でもあるね