遊びモードになったら　油断も隙もない

今の沙龍には

なんでもオモチャになるんだよね

今日は　人間の服のひも

ゴムだから　歯ごたえも　弾力がある

引っ張るといー感じで　引っぱれるどされる

同じ動きを　繰り返し　繰り返し

飽きずにするんだよね

遊ばせてあげたいけど　噛みちぎるようなことあったら

怒らなくっちゃいけないので　そこまで!

沙龍は　何でもかじりたがるんだよね

かじっていいものも　いけないものも

かじりたい気分解消のための桑の木は

ほんと　効果的だったんだけど

何本もあったのに　ついになくなっちゃったよ

最近は　スリッパだな

しかも　頭突っ込んで　何してるんだよ!

花は　一度もかじったことないから　忘れてたよ

けっこうな犬が　スリッパ好きだってこと

その顔　何かに似てると思ったら

カモノハシ!

ぱたぷるすっていうんだって　知ってた?

花が6年目にして　やっと入ったコタツ

抵抗していた花だけど　折れたね

ついに　沙龍も入ってしまったよ

考えてみれば　コタツの狭さ　暗さって

犬族の巣穴みたいだよね

家暮らしの犬だけど

やっぱり　ベッドだけじゃなくて

こういう場所が　落ち着くってことなのかな

花の目は　やさしいよね

お母さんになって　顔が柔らかくなったって

いわれるけど

ほんとにそうだと思うよ

あまりもやんちゃな　沙龍がいるから

余計そう思うのかも　しれないけどね

子鹿のようだね　っていわれることもあるけど

これも　激しく同意!

宮島でも　鹿かと思った!　っていわれること

よくあるもんね

親子なのに　沙龍は　いわれないな〜

何がきっかけだったんだろう

これまでそんなこと　なかったのに

今年に入って突然

花は　こたつに入るようになったんだよね

入りはじめたら　入り浸りさ

ほんわか温かくなった花が足にさわる

ものすごく気持ちがいいんだけど

息苦しくないのかな　って思ってたら

体半分出す　というの思いついたみたいだね

それが　よろしいかと思いますよ

この鹿の親子とは

朝の散歩道で　よく会うんだよね

いつもは　とっとと離れて行くのに

今日は出会い頭だったのか　距離が近いよ

近すぎて　引くに引けなくなってるね

子鹿を守ろうと　鹿の母さん一歩も引く気なし

それなのに　沙龍は　もっと近づきたい　遊びたい

花も　積極的に沙龍のこと止めてくれないかな

そんなことしてると　鹿の母さん

本気モードになっちゃうよ

久しぶりの　陸父さん

全く懲りずに　ドシドシと向かっていって

やっぱり返り討ちだったね

そうそう　まずは静かにあいさつさ

今日で生まれて11ヶ月

花と一緒だと　大きいなって思うけど

陸父さんの前では　チビッコだね

子犬に戻ったみたいだよ

時々　ビシッとやってもらおうかな

この冬の寒さのせいかな

花が　はじめてコタツの中に

入っちゃったんだよね

ほんと　こんなことは

これまでなかったんだから

沙龍は　花のすることを見てるんだよね

なので　沙龍は　はじめての冬にして

すでに　コタツに入ろうとしてるのさ

ただ　先に入っている花は

その侵入　快く思ってないんだな

すんなりとは　入れそうにないね