ちょっかいは出すけど
沙龍は花のうしろに 大人しく並ぶ
花と沙龍が
並んで散歩に出発
花母さんの 恋の季節が終わり
日常が帰って来たね
平和だなぁ
これでいーのだ よね
子犬にもどった?!
口の周りが白いと
花だと思ってしまうほど
痩せたね 沙龍
写真写りだけど
足まで 小さく感じられるよ
ちょっと 食べなさ過ぎだ
花母さん以上の えり好み
やり過ぎだよ
そろそろ 食欲復活させてよね
もちろん 合わないこもいるけど
沙龍は けっこう犬が好きだよね
花母さんの おさななじみの彼女は
特に好きかも
あいさつしたくて したくて騒ぐから
のぞいてくれたよ
ひさしぶり げんきだった
ぼくはげんきだよ
いっしょに 散歩に いこうよ
人間が読んでいたのに
奪ったね 新聞
敷物としては ペラッペラの紙
くるまれば 温かいと言われるけど
寝心地とは 無関係のはず
犬としては インクの匂い きつくない?
それとも インクの匂いが好きなのかな?
ごめんね
大人しい花の方に
こういうお役目がまわってくる
今しばらく
塔の上の お姫様でお願い
そこからの眺めも いいもんでしょ?
興奮と静寂の繰り返し
ここ数日 普通がないよね
沙龍の大変さも わかるさ
どうしようもないんだもんね
でも 人間もけっこう大変なんだよ
生活のリズム 君たちにあわせてるの
わかってくれてるかな
静かな日常を だれよりも心待ちにしてるよ
ここ数日 まぁみごとに
食べなかったよね
ごはんだけじゃなくて
おやつも食べなかった
大丈夫なのかって 不安になったよ
そういうことも あるんだろうけどさ
今日は完食
そう 食べられるんじゃん
あんまり心配させないでよね
散歩から帰ったら 水を飲む
「すみれぐさ」中庭の水は
沙龍のお気に入りだね
自然の水だからかな
水で冷えた石で 熱くなった沙龍のお腹も
ここで クールダウン
暑がりの沙龍には 無くてはならないとこ
存分に冷やしてから おはいりなさいな
起きてるときだって
悪い子ではないけど
寝てるときは つくづくいい子 って
こういう顔を見ると 思っちゃうよ
どんな夢をみてるのか
くたびれ果てて それどころじゃないかな
ぐっすり寝ればいい
人間も横で 寝ちゃおうか
沙龍の寂しがりには
ちょっと ビックリするよ
全然ひとりでいられない
ひとりになりそうになると
目がね もうさみしさ だだ漏れ
おいてけない気分に なるじゃないの
強い犬じゃなくて よかったんだけど
そこまで寂しがりやだと まじ心配