座卓だろうか テーブルだろうが
マスターのひざは
花のものなのね
ごはん食べるから 降りてね
と言っても ぜーんぜん聞く耳無し
花が降りないから マスターは
花を抱っこしながら ごはん食べるの
うまくなっちゃったよ
私も協力してる って顔 してないか?
居酒屋のママは 花
お客の沙龍 といった感じ?
目の前のつきだしは
昆布とかつおの佃煮だから
沙龍には 食べられないけど
気分だけは 出してるね
ほんとに一本つけたくなるなぁ
噛まれた!
といっても 超甘噛み
痛くも なーんともない
むしろ 気持ちいいくらいだよ
赤ちゃんの頃から
ガシガシ 口からくる癖
ぜーんぜん 治らない
でも 噛んじゃだめ! っていうと
甘噛みが さらに甘くなる
聞き分けがいいのか 悪いのか
どっちだ?
最初は沙龍に かぶってもらったけど
いやがったじゃない
花にかぶってもらったら
なんだよ
今度は気になるの
花も 気に入っているというより
気にしてないだけさ
気になるなら
沙龍も もいっかいのっけて見る?
同じ空間に 三柴
花と沙龍と 左端に黒柴君
シーソーが 邪魔してるからって
ワケじゃなくて
残念ながら これが 接近の限界点だね
一番拒否るのが 花母さん
もめても仲裁できんから
これ以上近づかんからね
あー残念
どこへでも 連れて行くのって
迷惑かな
でも君たち 留守番させると
機嫌悪いでしょ
車の中での留守番は
それほどでもないのにね
やっぱ どこにでも行くのって
あんがい 好き?
両手に柴
の 気持ちよさ
伝わりますかー!
二柴も 気持ちいいって 思ってる
と 信じてるんですけどね
いやー こういう日は
なーんも言えねぇ です
ずっーと続け
ぽっぺた くっ付いてる
ぴったり 並んじゃって
いかにも 仲良し!
でも これが 場所の取りっこ
ひそかな火花に
みんな 気づかないだろうけど
どちらも譲らない
けっこう熱い 闘いなんだから
ごはんを食べる マスターのひざの上
別に ごはんを要求しているわけでは
ないんだよね
ただ ここにいたい って
だけなんだよね
そーんなに 居心地いいですか
ごはん 食べにくいけど
花がいいなら 抱っこしたまま
食べますとも
ふたりとも リード外してるから
どこへだって 行けるでしょ
ひろーい公園なのに
端っこで ピトッとくっついちゃう
そこ なにかいーものあるの?
それとも 仲が良い母子アピール?
そこは わかってるんだけど