『屋久島の木を磨くワークショップ』@『宮島町家 すみれぐさ』当日編

6月14日

宮島に屋久島の風が吹きます。

そんなふうにお知らせをした、

『屋久島の木を『屋久島の木を磨くワークショップ』@『宮島町家 すみれぐさ』当日になりました。

朝4時起きで、お弁当を作り、5時に弥山登山に出かけた、

高田夫妻とお手伝いで来られたシノちゃん。

9時には下山。ワークショップの準備。

前日夜も、早く寝ると言いつつ、下準備けっこうされていたんですよね〜。

パワフルです。^^

さあ、テーブルに磨かれた木の完成形が並べられました。

すべて 屋久島の流木。

屋久杉。ツガ。ヒノキ。台湾ヒノキ。竹。わからないもの などなど。
大きさ、形、色 いろいろ。これも木なの?っていうものも。

で、私たちが磨くのは?

流木が入れられた袋に左手を入れ これが「自分の木」だと感じる木を探します。

すぐ決まる人 悩む人 こちらも いろいろ。

見つけたら それが何の木なのか(私はツガでした)

その木の特徴 磨き方などのアドバイスと

1番の紙ヤスリ数枚(一番目の粗いもの)と 新聞紙をもって

最初から はっきりとしたイメージかあった人も

なかなか イメージがつかめなかった人もいたでしょう。

磨きははじめて少しした頃、

5分間。おしゃべりをまったくせずに、自分の木とだけ向き合ってみましょう。

とのことば。

気持ちがいい風が吹くなか、木が磨かれていく小さな音と、静かな音楽。

長いような、短かいような5分が過ぎ、またおしゃべりしながらの木磨きです。

思い思いの場所で 磨いてもらおうと、中庭にも椅子を用意してました。

途中、一人がひとつ、体をほぐす動きをリレーする体操で、体をほぐしたり、

磨く場所をチェンジしたり、

心もほぐされ、はじめてであった人同士の、おしゃべりがあちこちで。

最初にもらった1番の紙ヤスリを使い果たし、

紙ヤスリの番数が、2番、3番と上がっていくと、木の表情がどんどん変わっていきます。

紙ヤスリは9番まで。

木の固さや思うイメージなどで、進度はいろいろ。(私は6番までたどりつきました)

3時間も木を磨くの?

はじめて参加される方には、そんな思いもちょっとあったかも。

でも、3時間も磨いたのです。

そして、それは、あっという間でした。

終わりに近づき、それぞれが木と向き合った自分の気持ちを
みんな話すシェアリング。

ガサガサだった木に手こずったこと。
磨くほどに変わる表情に、驚いたこと。

自分の木に見つけたこと。

そして、高田ご夫妻。けんちゃん、なおちゃんから、静かなメッセージ。

磨き終わったぞ! という木も、まだまだ磨きたいという思のある木も、

みんなの木を並べます。

人の磨いた木に敬意をはらいつつ、愛しく思う自分の木です。

自分の木をどう使うか、どうするかは、自分次第。

穴をあけてもらった自分の木を、ペンダントにした参加者さんもいます。

(彼女は自分の木に「カメ」を見いだしました)

私も、もう少し磨いてから、考えることにします。

(私は自分の木に、数々のほ乳類を見いだしてるところです^^)

宮島に屋久島の風は吹いたなーと、思うのですが、

参加された皆さん、いかがだったでしょうか。

 


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