寝顔に 見ほれるよ
毛皮 ふわっふわ
つやっつやだね
ブラッシングしてるからね
固くしぼったぬれタオルで 拭いている
あぁ それでも 毛は落ちる
それが柴でしたね
涼しい9月だったね
残暑感 ゼロ
花と沙龍も 過ごしやすいんじゃないのかな
それどころか
ベッドがあったほうが
よくなったみたいだね
花母さんがおっきいベッド
沙龍が小さいベッド
逆みたいだけど
花母さんの方が 冷えやすいんだから
これでいい
わかってるね
あー やっぱり難しいな
ご飯の舞は 写真だと
ただのじゃれつきとか
催促とかに 見えるね
ご飯の舞をするのと しないの時の違い
沙龍のルールは わからないけど
ご飯を楽しみにしている時は
舞うみたい
うれしいって ことなんだろうけど
ご飯 一日3食 おやつ付き
お腹がすいているから うれしいってことじゃ
ないよね
はい はい
これは 人間の仕事です
もちろん いやじゃないよ
君たちの健康の確認でもあるからね
だから しらんぷりとか
さっさとその場を離れるとか ないんじゃない?
ちょい待ち
同じ公園に 花と沙龍含め
四人の柴が いるというのに
あー近よれない
黒柴の彼は 花の側に来てくれようとするのに
気が強いので と 離れていく寂しさよ
それでも 沙龍は近づけてる方かな
遊べたらいーのにね
留守番 ありがとう!
いい子にしてたねー
さぁ 思いっきり 走って良いよ
って 言われなくても 走るか
沙龍は 夢中になると
周りが見えなくなるよね
扉に足をぶつけたりするよね
怪我しないように 走ってね
おやつを せがまれると
マスターが降参するのは
早いよね
それじゃ 甘すぎでしょ!
ご飯食べてくれないよ
もうちょっと工夫してくれないと
おやつを小さくして ご飯に混ぜるとかさ
ほら 花 完食だよー!
あま〜い!
沙龍は そういうことするの
とく〜い!
うま〜い!
男の子なのに
どーして こう 甘え上手かね
そして おやつポックスのふたは
開くのであった
仕事が終わった雰囲気
察してるんだよね
なのに マスターの帰り 遅いって
思っているんだよね
こんなときは きっと誰かと
話し込んでるんだろうと
人間は 察しているよ
沙龍も 遊ぼうか
そんな気分じゃないかも しれないけど
沙龍は 今朝なんか
すぐ近くにいる
柴に気づかなかったんだよね
そうかと思うと 気がつくときは
すこーく遠くにいる犬にも 気づく
何で気づいて 何で気づかないのか
コンディション なんすかねー
気がついて騒がれるより
ぼーっと気づかない方が
助かるけどね