このところの 散歩が楽しいのは
理由は 散歩の先々で見る桜だったりするんだな
人間は もうちょっとゆっくりみたいんだけど
二柴の目的は 違うから そうもいかないのを
残念に思っている気持ち わかる?
それでも 今は 毎日がお花見
歩く先々に 桜 桜 桜
贅沢でした
君たちと歩く散歩の目的を
忘れちゃいかんね
人間がここに立つと
なにかがはじまる
いい匂いがして 沙龍の鼻をくすぐるんだな
沙龍や花のためのごはんと人間のごはん
どっちかわからなくても
そんなのかんけーなーい
ここでアピールしとくことが大切って
そのアピールに 人間が弱いって
沙龍は よく知ってるよね
食べない
ごはんを無視
おやつだけが欲しい
そんなこと 許されるわけないでしょ!
食べないんなら ごはんは片付けちゃうよ
残ってたら 沙龍が食べちゃうからね
えっ? これなら食べたいって
プリンをガン見するんじゃないの
これは ごはんを食べた子へのデザートで
ごはんじゃないから
小さい頃に 鹿に蹴られそうになった
長い間 鹿が恐かったよね
宮島に近づくのも いやがった時期があった
鹿の匂いが強いところは
本当に 嫌いだったよね
この距離で 知らん顔して側を通ることが出来る
慣れるもんだなぁ
というか 慣らしちゃったな
でもまだ 少し早足
緊張はある?
こっからダメ って禁止ゾーン
守ってくれるけど
ギリッギリのところまでは 進出してくるよね
そして 守ってるでしょ を強調するんだよ
こういう時って 二柴して
息を合わせるんだから
人間を揺さぶるポイント 知ってるよね
でも 人間にも譲れない境界があるのさ
可愛い寝姿 みせてくれてありがとう
沙龍が 机の上を気にして なくから
ここに 上げたんだよ
上がっても 何もなかったでしょ
でも 人間にはちょうど良かったな
ここ ブラッシングにグッドだよ
遠い目をして訴えても このチャンスはのがせない
沙龍がどれだけ 毛を振りまいても
それで責めないから
ブラッシングさせてね
松ぼっくりなんて
松原にはいくつでもあるでしょ
気にしないときは 見向きもしないのに
どんなスイッチが入って 遊び出すのかな
花が遊び出すと 沙龍も遊びたくなる
それぞれに お気に入りを見つけた?
見つけたけど もっといいのがあるって
思っちゃうのかな 沙龍は
丁度いい距離で 歩いてるけどさ
二柴のペースは ちょっと違うんだよね
散歩なんかも ものすごく離れてたりする
かと思えば
歩きにくいぐらい 接近したりしてる
今日 絶妙の距離なのは
花がフリーで 沙龍がリード付きだから?
自由を見せつける態度
大人げないけど そこが花か
あーもう 走りたい! 走らせて!
って気持ちが あふれているね
あふれている気持ちに ついていくには
申し訳ないけど 人間の足腰がもたないんだよ
だから グルグル回りで 勘弁してくれるかな
それから グルグル回りも2、3回程度ってことで
お願い出来るかな
その勢いだと 目が回るので よろしく
さすがに 原型をとどめなくなったパン吉君
新しいのをと 思っていたところに
新しいぬいぐるみを もらったね
きれいなままでは いられないとわかっていても
こんな姿になるとね
ここであげるんじゃなかったって 反省
でも 見つけちゃったんだから仕方ない
これも 大好きな証拠 沙龍の愛の証なんだよね
でも ほどほどに
遊べなくなっちゃうよ