タオルと 遊んでいるわけではなくて
このまま 固まっているって
どういう体してるんだろうね
首とか 腰とか 難しくないのかな
犬は ねこに比べて体が硬いけど
子犬の一時期は ちょっと柔らかかったりする
花もね そういう時期あったけど
沙龍ほど 柔らかくなすった気がするよ
それに こんな あられもない格好
上品な花は まぁしなかったな
花では見られなかったへそ天
沙龍で 堪能させてもらうよ
花のはじめての散歩は
家から50メートルくらいで 終わった
今では 考えられないけど
最初は 散歩が 嫌いだったよね
沙龍は 花が歩くから
もうそういうものだと 思っているかな
2日目にして けっこうな ロングコースだよ
沙龍は 結構ハードな日々を
送っているのかもしれないな
人間も 子犬ってこと
忘れた扱いをしているかもね
でもこうしてみると まだ子犬なんだよね
3回にわたる ワクチン接種も終わったから
本格的に 散歩に出られるよ
今日は 次々に ご近所の犬友さんたちに
出会ったんだけど
全然 自分から 近寄れないね
沙龍と同じくらいの犬友さんたちだけど
みんな 立派に大人の犬
大人の皆さんが 警戒するのはわかるけど
子犬の沙龍が 及び腰とは
沙龍の 内弁慶が 良ーくわかったね
ワイン箱ベッドは ちゃんと二つあるのに
どうしても お母さんのいる箱に 入りたい沙龍
よくおさまっているよね
花は 豆と呼ばれていた頃
ジャンボ君と呼ばれていたお兄ちゃんのお腹を
枕に 寝ていたこと あったようだけど
今度は ジャンボ君によく似た息子に
枕にされることになったね
そして 沙龍が大きくなったら
また花が 枕にするのかな
子犬の顔に 子犬の胴 子犬の尻尾
でも 出足が 妙に太く 長く でかい
そう 沙龍の場合 短い胴に 長い足が
パランスの悪さを 強調してるよ 小柄で筋肉質な 大人な花と並ぶと
さらに 妙なバランスに見えるね
ここから胴が 太く長くなることを想像すると
どれだけ大きくなるか
本当に覚悟がいりそうだな
ご飯は 上の方からやってくるのを
沙龍は 知っている
めっきり知恵がついてきたよね
吠えまくっても ダメな時は
体の一部を そっとすり寄せるって技も持ち
花ゆずりの じっと見つめる技も持つ
まぁ 花の様には長くは待てず
結局 吠えまくってしまうんだけどね
それでも 三ヶ月足らずにしては上出来かな
花には ご飯を食べさせることに 苦労したんだけど
真逆だな
エネルギーが 有り余り過ぎて
走り回る かじる の勢いが
起きている時は 止まらない
寝ている時の沙龍を
異様に可愛く感じるのは
起きている時とのギャップが
激しすぎるからだと思うよ
大人しいとかまいたくなるのが
人間の悪いとこだね
でも 寝てるのに 何するんだよ って顔が
厳しすぎやしないかい
それとも 角度が悪かったかな
リードはないのに 動かない沙龍
降りて良いよって言うのに 階段を 降りない
沙龍の足では, まだ降りられないかな
でも 怖いもの知らずの沙龍にしては
のぞいて見ないのも おかしいぞ
もうちょっと小さい時に 花母さんを追いかけて
階段を 落ちたことがあるんだよね
数段のところで 止まったけど
怖かったってことかな
本当に怖いものには 躊躇する
やんちゃなのに そういう学習は するね
お客様が送ってくれる沙龍の写真は
いつもと ちょっと雰囲気が違うような
気がするよ
ちょっと おすまし というか
かわいい子に写ってること よくあるね
適度な緊張が あるのかな
角度のせいか 穏やかそうにも 見える
見える って言っちゃうところが
そうじゃない現実を 物語っちゃうんだけどね
でも 意思の強さは 隠しきれない感じ
凛々しいと 言っておこうか
タオルを首に巻く
そういうことすると 花は 厭がるんだよね
で 絶対振りほどく
沙龍は 最初は厭がるけど そのうちどうでもよくなる
というか 忘れるね
これなら 花が着てくれないレインウェア
着てくれるかも知れないね
あって欲しくないことだけど
エリザベスしなくてはならなくなったときも
大丈夫かも
花は フリーズしてしまったんだよね
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