一足早く 帰ってきた沙龍
ちょっと 待ったりするんだよね
マスターの足も 早くなる
待ってたアピールを したくなる
沙龍は力が強いから
あたりが けっこうきついのさ
そのつもりで ただいま〜
お気に入りのオモチャを まくらに
見る夢は
楽しいのか 美味しいのか
口角 上がってますやん
それって 起きたらすぐに
遊ぶためなんかね
沙龍は よその犬と遊びたいんだよね
受け入れてもえらるかどうかは
相性だけど
彼女は 大先輩だけど かかんに挑んだね
挑んどいて 吠えちゃダメじゃん
嫌われちゃうよ
姿が見えないと 思ったら
昼間っから ベッドで寝てるじゃないの
あんまり気持ち良さそうだから
放っておきたいところだけど
ちょっと かまってみたくなるよね
あれ? 起きちゃったのは 何事かを察したから?
それじゃあ ひと遊び
食欲が増している 花と沙龍
マスターの後ろに ピッタリだね
今は 花が近いけど
沙龍も 接近を
虎視眈々と 狙ってるのさ
ん? 何かに似てるね
食べてくれるのはうれしいけど
食べ過ぎても リミッター超えると
お腹の負担に なるんだからね
ぴーぴーとうるさくなくので
気がついたよ
何の気なしに ひょいと棚に置いた
パン吉くんを
よーくみつけたね
見つけたら 遊びたい
立ち上がれば 取れるのに
自分では取らないのは なぜ?
それはいけないこと って思ってる?
えらい!
だから取らせていただきますよ
散歩に出た途端 男の子柴に会ったよ
険悪になりそうだったから
あえて反対に進む
公園に行ったら 今度は女の子柴
お互いに 距離を取りながら ぐるり
向かった方向に 男の子の黒柴!
散歩が 柴祭りだよ
なんて日だ!
寝てたよね
起こしてしまった
じゃぁ 遊んで〜 って
遊ばれているかな 人間の方が
いつものことながら 終わりはあっさり
潮が引くようだよ
花母さんの恋の季節は
二柴での散歩 久しぶりだね
でも特別感はなし
そういうもんですか
なんだよー その顔
なんな ぽーっとしてない?
それとも ただ眠いだけかな
今日は なんだか大人しいね
疲れているっぽい
このところ 落ち着かなかったもんね
でも その顔
キュッとしたくなるなぁ