足を洗われるのは 大嫌いで
散歩のあとは いつも大騒ぎなのに
海にむかっては 走っていく
足が濡れるのも 平気
その違いがわからないよ
でも この分なら 沙龍はいつか
泳いでくれるかも 知れないね
泳いでくれるとなると 洗うってことも
考えなきゃ いけないんだよね
洗う! それだいじょうぶか?
朝が寒くて 昼は暑くて
夜になったら また寒い
1日の中で 秋 夏 秋が繰り返されるので
人間は 体がついていかないよ
長袖 半袖 長袖 って着替えたい
君たちは どうなのかな
毛布 床 毛布 とかで
対応している?
久しぶりに 体重を計ったね
花は8.08キロ
この辺りに 安定なんだね
沙龍は10.05キロ
意外に軽かったので 驚いちゃった
でも犬の2キロの差は 大きいんだよね
花は ふわっと抱きかかえられて
よほど長い時間じゃなかったら 気にならないけど
沙龍は 抱っこした瞬間から
ちょっとした罰ゲーム
一応もう大人みたいだけど もうちょっとはいっちゃうかな
抱っこ出来る程度で いてほしいね
背中がかゆいのか 遊んでいるのか
硬い体を 器用にくねらせるよね
このまま寝てくれたら へそ天! なのに
花も沙龍も このまま寝てはくれないんだな
へそ天をする 柴はいるんだから
やってくれても いいんじゃない
っていうのは 人間の勝手なお願い
だって かわいいじゃないの
もちろん どんなときだってかわいいんだけど
お腹出して寝てるって
なんか安心してるかな って思えるんだよね
えっ へそ天しないの 人間を警戒してるからじゃないよね
すりすり すり寄り
何をするかと思ったら
そこかい!
新聞を読ませない気?
新聞に集中するのが いや?
新聞に 人間をとられた気分?
とりあえず 自分はここにいるからねって気持ち
ドストレートに 伝えてくれるよね
素直過ぎて これじゃあ 怒れないな
あとで遊ぶから 今は新聞を読ませてくれない?
ついに この日がやって来たね
沙龍 「すみれの谷」での
はじめての ノーリード
すぐに すっ飛んでいくかと思ったら
なんだか おずおず
意外に 慎重派だったね
まぁ そんなのも最初だけ
結局は すっ飛んでいっちゃったけど
おーい 絶対に道路に出ちゃダメだよ!
どこにいるのかと思ったら
二柴揃って まったりしてたんだね
柴って 畳色だったっんだなって
気がついたよ
体の色といい 態度といい
畳の部屋に
君たちすっかり馴染んでるんだね
人間も ごろりと寝ちゃおうかな
犬は近眼と言われてる 視力だけど
もしかしていいの?
嘘ではないかと思われるくらい
何ものかを見つけるのが 早い
車を締めていても 反応するんだから
匂いじゃないよね
キラッキラの好奇心全開な姿
体の大きさから
結構 大人と見られる沙龍だけど
この態度 どーみても子どもであるよ
沙龍は 前足もよく使うけど
器用な鼻を持っているよね
ちょっとの隙間を 見つけると
扉を開けてしまう
一度覚えたら
開けるのが 普通になってしまったから
風通しに開けていた隙間
うかつに 開けられなくなったよ
閉まっている扉を開けるのも
時間の問題かな
視線の先には 君たちの神様が
うれし過ぎて なかなか完璧な待てが
出来ないんだよね
神様は ほんと同時におやつをくれるから
そろって きちんとした待てをしよう
本当に 公平に扱ってくれるよね
それにしても 真剣な顔
真剣になり過ぎて フライング注意だよ
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