起きている時は 落ち着きがない
激しく当たってくる
だからこそ
寝ているところが 可愛く感じるんだよね
お腹の上で 寝られると
がっしり ずっしり どっしりとした重み
これが 徐々にきいてくるんだな
でも 気持ち良さそうに 寝られると
動けないよ
おねだりの あご乗せ 足乗せ
そして 上目遣い
沙龍は 表情豊かに 前向きに
自分の思いを 伝えるよね
わかりやすくて 面白い
まっ そうそう 言うなりには
なりませんけどね! って言えないなぁ
人間も けっこうがんばるんだけどね
すでに 気持ち負けてるか
大食漢の沙龍
小さい頃は 何でも食べていたのに
選り好みしたり
ものすごく 食べたがるくせに
フードを 残すようにもなったけど
二粒残すって どういうことなのかな
小休止にしては 残し方少なすぎでしょ
後の楽しみにしてもね
そういえば 花も
そんな 残し方することあったな
そんなとこ 遺伝?
寝ている人間の足を 枕にして寝る
どうしてこういとこ 見つけるかな
それに 楽な姿勢でも ないように思うけど
これで 気持ちがいいの?
これ けっこう 重いんだけど
花に 動く気なしなんだね
花は 確かに 大人しい
けど 時々行動が 大胆で 遠慮がなく
自分を 曲げないね
ごはんのある部屋に いるんだから
仕方がないことなんだけど
人間のごはんが 気になっちゃうよね
一心に ごはんを見つめ
全力で おねだりする
少々のことでは 離れようとしない
それでも ちょっと 待てるようになった
成長したよね
ただ やっぱものすごく 食べにくいぞ
500mlのヨーグルトのカップなんだけど
小さく見えるよ
沙龍の頭が 大きいから
そして 沙龍の前足が 大きいからだね
大きくて 肉厚になったもんだ
小さい頃 人間の腕から飛び降りたら
痛かったみたいで 大騒ぎになったことあるけど
今は ドスンと大きな音させて
飛び降りても 平気になったよね
力も 強くなった
どこまでわんぱくに どこまでたくましくなるのか
不安と期待 交錯しちゃうね
よその階段は へっぴり腰ながら
下りられることもあるのに
じぶんちの階段は まったくだめだね
下りられないなら 登らなきゃ良いんだけど
出来るようになったら
そうはいかないみたいだね
あげくに ぴーぴーとなく
ないて何とかしてもらおう
なんとかしたくなっちゃうよ
そんな顔で 待ってられたらね
ちょっとゆるい階段なら
そして よその階段なら
大丈夫なところも 増えてきたね
とはいっても 下りは 腰が引けてるよ
やっぱり 怖い?
沙龍は 根っこのところで 恐がりだし
甘えん坊だし さみしがりや
ちょっとダメダメなところに
愛敬があるよね
花母さんが 心配そうに見ているよ
いや なにやってんのぉ って目かも知れないね
車からの眺めは おもしろい?
というか 沙龍のガン見は
まるで 監視しているみたいだよ
犬は 近眼とか 色の見分けがついていないとか
聞いていたけど
沙龍の目は よく見えるんだよね
鼻は よく効くって知ってるけど
入ってくる空気から 何を感じてる?
でも好奇心あり過ぎて 調子にのって
顔を出し過ぎると 危ないんだからね
憧れの へそ天
沙龍は 時々 それらしい格好を
見せてくれることがあるよ
やった! という時 撮れる状況には
なかなかないから
完璧なへそ天の瞬間は まだないけどね
これだって へそ天崩れ
でも ちょろっと出た牙が
なかなかのチャームポイントになってない?
それより 寝ぼけてるようにも 見えるかな